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1. SharePoint Data Connector 2.0について

Data Connectorは、SharePointリスト/外部データソース間のビジネスデータ転送を安全に効率よく行うための軽量かつ最新のソリューションです。SharePoint Data Connectorを使用すれば双方向のデータ移動が可能で、SharePointリストの内容を外部データベースにエクスポートしたりビジネスデータを複数の外部データソースからSharePointにインポートしたりできます。

試用バージョンでは、20レコード/アイテムのみサポートされています。

2. データセンタージョブ管理

2.1. Data Connectorジョブセンターにアクセス

サイトアクション->サイト設定に移動し、BoostSolutionsソフトウェアData Connector設定をクリックします。

または、リストあるいはライブラリからリスト設定ページにアクセスし、一般設定Data Connector設定をクリックします。

2.2. ジョブの作成

ジョブを作成するには、Data Connectorジョブセンターページでジョブの作成をクリックします。

2.2.1 ジョブ名の入力

このジョブの一意の名前を入力します。

2.2.2 接続方向の指定

データ接続の方向をドロップダウンリストから選択します

2.2.3 リストの指定

外部データに接続するリストまたはライブラリを選択します。リストの設定は設定した方向により変わります。

• 接続方向がリストから外部データの場合

接続方向がリストから外部データの場合、リストはデータソースで外部データはターゲットになります。

リストを設定するには:

a. リストの選択ドロップダウンリストで、リストまたはライブラリをデータソースとして選択します。

b. ビューの選択ドロップダウンリストで、アイテムをフィルタリングするビューを選択します

すべてのリストアイテム(フィルタなし)を選択すると、リストのすべてのアイテムが外部データソースにエクスポートされます。

• 接続方向が外部データからリストの場合

接続方向が外部データからリストの場合、リストはターゲットで外部データはソースになります。

既存のリストを選択するか新しいリストをデータ接続のターゲットとして作成できます。

次のオプションから1つを選択します。

既存のリストを選択: リストをサイトツリーのターゲットリストとして選択します。

新しいリストの作成:新しいリストをターゲットリストとして作成します。リストタイプはカスタマイズして作成できます。

2.2.4 外部データの指定

SQL Data Connectorは、複数の主要な外部データシステムをサポートします。サポート対象には、Microsoft SQL Server 2000-2014、OracleデータベースおよびMy SQL 5.0データベース、SharePoint 2007/2010/2013/2016/2019/Subscription Editionが含まれます。

SharePoint - SQL

注:SQLサーバーの場合、Windows認証はアプリケーションプールアカウントを接続アカウントとして使用します。

SharePoint – Oracle

SharePoint - MySQL

SharePoint - SharePoint 2007/2010/2013/2016/2019/Subscription Edition

2.2.5 データ設定の指定

• 接続方向がリストから外部データの場合、データを受け取るデータベーステーブルを選択する必要があります。

• 接続方向が外部データからリストの場合、テーブル、ビュー、SQL句により接続データを指定できます。

SharePoint 2007/2010/2013/2016/2019/Subscription Editionが外部データとして選択されている場合、データ設定セクションは表示されません。

注:個人ビューはドロップダウンメニューには表示されません。

2.2.6 列のマッピング

列マッピングにより外部データフィールドをSharePointリストに正確にマッピングできます。また、キー列を指定することにより、レコードやアイテムを一意に識別したり、SharePointリストと外部データ間でデータを比較したりできます。少なくとも1つのキー列を指定する必要があります。

列マッピングの追加: リスト列を外部フィールドにマッピングします。

列値の上書き: 元のターゲット列の値を上書きします。

接続方向を外部データからリストに指定した場合、リストセクションで新しいリストの作成を選択すると、外部フィールドは列マッピングセクションにロードされます。その後リストにインポートされるフィールドを選択します。

2.2.7 実行オプション

これらのオプションを有効/無効にしてターゲットに対して行う操作を選択できます。

書き戻し機能によりSharePointリストから外部データソースに変更を追加/更新/削除できます。

2.2.8 バックグランド更新の有効化/無効化

バックグランドの更新が有効な場合、Data Connectorは指定したプランをもとにData Connectorジョブを実行します。

2.2.9 通知

a.  エラーが発生した際に通知メールを指定したメールアドレスに送信します。

注:電子メール通知は、バックグランド更新が有効な場合のみ利用可能です。

b.  各Data Connectorジョブのログ記録を有効化

2.3. ジョブの実行

Data Connectorジョブセンターでジョブを作成した後、をクリックしてジョブを手動で実行します。ジョブのステータスはになります。

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